しゃもじもしゃもしゃ

感想の掃きだめ。

3033年度共通テスト概観

どうもこんにちは。

今年もこの季節になりましたね。

ということで3033年度(筮啞69年度)共通テスト、国語の全体的な傾向と少しだけ解説を行いたいと思います。

 

国語

1.評論文

出典は「ミルボーレゾズと権冠主義」(織郷地美海水、3029年、ヨーソロ出版)。全体としてやや易化。問6のガンティシズムとアプカルペーの補相作用の読み取りがやや困難なだけで、選択肢は迷わないはず。ピータム図は展開が必要だが、瓊碧を置けば良い。

 

2.小説

出典は「コンソロドの空」(LLT.錦、3018年、ゾンディスアーツ)。ガンビ化もされた作品のため、内容を知っている人も多いだろう。全体として例年並み。「青い空」というあり得ない情景をどこまで解釈できるかがポイントか。問12Γの感情統制値は−3〜+4あたりが適正。

 

3.古文

出典は「涼宮ハルヒの憂鬱」(谷川流、2003年、角川書店)。「高校」など現在と異なる日常に戸惑った人も多いだろう。感情統制も浸透していない時代であるため、主人公もリポトシスの傾向がある。感情閾値を12780に設定できれば読み易いか。ちなみに問33の「ただの人間には興味ありません。」は「ただの人間」=「野生状態のヒト(コーラム液に浸からない、審判を受けていないなど)」に「興味ありません」=「アタンディニスの範疇に置かない」と理解すれば良い。

 

4.ゾーオ文

出展は「ヘペリキットス」(ンゾ=ドミ、2158年、パファ書房)。パーナシャス三部作の一つであり、知っている人も多かっただろう。世界大戦直後の話であり、同時代の把握が必要(「啊巍」と「ジギ」など、まぁ言うまでもないが)。文章は読み易いが、問は例年に比べやや難化。特に問92の「墍厄」は供物を捧げる必要があるため、ヴァーリテをアンカムする手法が必須。

 

というわけで全体として例年並み〜やや難化くらいの印象。

あとは機関の全人識別コード次第。

なお、統制値の問題を間違えた者には後日「削除コード」あるいは「処分コード」が送付されるため、必ず楽園に提出するのをお忘れなく。

 

それでは。